フォークリフト職ってどんな仕事なの?未経験でもできる?失敗したくない!
・免許の取得は難しい?
・仕事は難しい?
フォークリフトの仕事が自分にできるか自信がない。免許が要るので難しそう、と悩むケースは多いです。
ボクは未経験からフォークリフトを初めて、もう10年になります。結果、手にリフトの職が付きました。色んな現場にいたので色んなリフトに乗り、いい会社やそうでない会社を見てきました。
この記事では未経験からフォークリフトを初める不安、つまり『知らない業界』をやんわり解説します。
この記事を読むと、フォークリフトの仕事内容と、雰囲気が伝わるはずです。向いてるかそうでないかの参考になれば幸いです。
フォークリフトとは
フォークリフトとは、荷物を効率よく運搬するための機械です。
フォークリフトには大きく分けて2つのタイプがあります。
リフトの種類
フォークリフトの種類は2つ。立って乗るリーチ、すわって乗るカウンターです。プラッターはリーチのことです。
リーチです!
▶︎【上達への近道】リーチリフトのコツを徹底解説【脱・苦手意識】
カウンターです!
▶︎【上達の近道】カウンターフォークリフトのコツを徹底解説|特徴と注意点
フォークリフトの免許の取り方
フォークリフトの運転資格は2種類あります。
フォークリフト運転技能講習修了証 →最大荷重1トン以上のフォークリフトが運転できる。
フォークリフトに関する特別教育 →最大荷重1トン未満の運転ができる。
講習と実技を受けることで取得できます。
フォークリフト運転技能講習修了証はカードが発行され、更新はありません。
フォークリフトに関する特別教育は講習を受け、実技は各事業所にて行います。
フォークリフト運転技能講習修了証を取得することをおすすめします。
異業種からの転職は可能?
中途採用が多いフォークリフト職、経験者も未経験者もいます。未経験者は前職が異業種です。例えば営業職とか、飲食業界、公務員などです。
資格も約4万円で比較的簡単に取得できます。
初心者からはじめるハードルは低いです。
未経験でも可能?
未経験OKの求人があります。前職問わず転職可能で資格取得も簡単。
物流業界や製造業が多め。
向いてる人、向いてない人
向いている人 運転が好きな人
向いていない人 運転が苦手な人
好きなことは長続きするし楽しいです。
向いているかどうか分からない場合、見学もいいかもです。
女性リフトマンもいます。
楽しいポイント
フォークリフトを自分の思い通りに操れたときは、自分、スゴイと思います。
フォークリフトで生産性を上げることができたら、自分、ヤルなと思います。
自信がつく!スキルは他のリフト職でも生きる。
メリット・デメリット
メリットは資格が取りやすいことや、未経験ではじめやすいことです。
デメリットは事故のリスクがあります。
リスクがある分、時給が高いです。
需要、収入について
物流や製造があるかぎりリフトマンの需要はあります。資格が要るので給料がやや高めの傾向です。
資格手当や無事故手当がある会社も。
体力仕事?労働強度は?
リフトオペレーター専属であればそれほど体力は要りません。
リフオペ以外の作業が体力いる場合があります。
扱う荷物の重さ、勤務時間帯、労働時間が労働強度の目安になります。
でかいリフトは操作が重い。
リフトの職場の種類
フォークリフトの職場は扱う荷物によりさまざま。リーチかカウンター、温度、重量、物量がめやす。 見学してみるのがベストと考えます。はじめての人が見ると難しそうでドン引きするかもですが、これができたら手に職がつくのも納得、と思えるはずです。
せまいところが得意です。
重いものが得意です。
»【経験談】フォークリフト職で、冷凍倉庫がおすすめでない理由【仕事内容】
職場の雰囲気は?
黙々と作業する感じです。会話は最低限でも大丈夫。忙しい時期はピリピリしていますが、基本、相手は荷物です。
荷物はしゃべりません・・・。
人間関係は?
人間関係は現場によって大きく変わります。黙々と作業するので会話も最低限でOKです。ですが安全確認はしっかりとコミュニケーションをとる必要があります。
リフトが上手いと一目置かれます。
リフト職の選び方
フォークリフトの求人はたくさんあります。がっつりリフトに乗る仕事が上達への近道です。初心者・未経験歓迎の求人を探すのがいいと思います。できれば試用期間が3ヶ月以内で資格取得制度があればベストです。
初心者の場合
未経験OKの求人を選びます。最初は少し条件を妥協した方がいいかもです。経験を積んで転職か、ハイレベルな部署を目指すかです。
自費で資格取得も全然OK。
経験者の場合
実務経験を活かして、より待遇のいい職場を目指せます。乗ってみたいリフトで選ぶのもありです。リーチ・カウンターどちらも乗れるリフトマンは有利です。
もっとでかいリフトに乗りたい!とか。
練習方法はイメトレと危険予知トレーニング
とにかく乗って体でおぼえるのがいいと思います。同時に理論も学習すると上達が早いです。イメージトレーニングが超おすすめです。
上手な人に教えてもらう!イメトレで操作の復習。
危険予知
常に危険を予測します。事故原因を理解し危険を回避します。事故事例を知っているだけで安全意識に差が出ます。
危険予知(KYT)トレーニングが有効です。
事故事例など
事故事例を知ることは重要です。事故の当事者にならないよう、事例を見て原因を知っておくべきです。今はネットで勉強することもできます。厚生労働省の【職場のあんぜんサイト】やyoutubeも参考になります。
事故があると事故→始末書を書く→会議→新ルール誕生
»【事故事例】衝撃の安全ミーティング、死亡事故を語り継ぐ意味とは?
おすすめグッズ
おすすめグッズは安全靴と防寒着、軍手などです。これらは必ず必要です。立ち仕事の場合、足に負担の少ない安全靴がいいです。冬場は防寒着が要ります。寒さをしのぐために色々試しました。軍手は消耗品ですが、用途によって色々ラインナップされています。
即戦力になるには
安全に作業できると即戦力になります。テクニックがあり操作が早いリフトマンでも、事故が多ければ企業にとてはリスクになります。安全を最優先に考えることができて、効率よく作業ができて判断力がある、そんなリフトマンだとどこでも即戦力になります。
安全意識の高い人、作業を効率化できる人。
企業がフォークリフトを導入するのは作業を効率化するためです。優秀なリフトマンは、さらに効率化できます。事故があると多大な時間と代償、信頼を失います。人の命まで奪いかねないのでやはり安全を最優先に考えることは重要です。
フォークリフトは安全第一です。
まとめ リフト職で得れるものは何か?
リフトスキルが得れます。
高い安全意識が身につきます。
優先順位を決める判断力が得れます。
危険予知が身につきます。
リフトスキルがあればリフト職で食いつなぐことができます。
日常生活での優先順位思考も仕事でさらに磨かれます。
クルマや自転車の運転、家具のレイアウト、地震災害の対策に危険予知が役立ちます。
手に職が残り、安全意識が高くなります。危険がともなう職に身を置いてこそ得れるものだと思います。
ここまでありがとうございました。
それではご安全に!
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